2005年12月06日

1話 厳選とは


 どの生産者も誰よりも品質、味を含め購買者の高い評価を得るため、日々努力、切磋し、良い和牛を育てられています。
私は今、幾人かのすばらしい生産者に出会っています。でもその方々に出会う前に、その方々が育てられた和牛のお肉に先にであっています。
以前、直接生産者の牛(枝肉)を競買できるという買参権を持ってないころ私は、数々の精肉店から仕入れていました。鹿児島牛・佐賀牛など銘柄牛として・・・・
しかし大切なのは必ず試食をすることでした。その時その時で、美味しい肉、そうでない肉の当たり外れがかなり多いいからです。そして安定した味のお肉を仕入れることの難しさを痛感しながらも厳選していました。
今思えば、厳選しているつもりで、手探り状態でした。常連のお客様からも、「今日のお肉いまひとつだね」と叱咤されることも・・・
そしてある精肉店のTさんとの出会いが、私に道を見つけてくれました。彼は初めてお肉の産地と生産者を明記した品を持ってきてくれました。当時では考えられないことで、どこの精肉店も「どこどこの銘柄牛だ。」というだけでした。
 私はTさんが持ってくる数々の産地・生産者の和牛を試食し、「うん、美味しい」と思うものだけを仕入れていきました。美味しい産地・生産者の和牛は又幾度も催促し、そして確信したことは、美味しい和牛の決め手は産地でなく生産者であるということ。
それこそ安定して美味しい和牛を、お客様にご提供できる「厳選」だと。

次回は(2話) 生産者との出会い


        

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